そう質問してくれたのは18才の高校生の生徒です。
桑田佳祐さんが大好きであのハスキーボイスに憧れているとのことでした。
今回は同じように喉をわざと潰してハスキーボイスにしたいと考えている方に「喉を潰したら、いい声になるのか?」をテーマにお話をしたいと思います。
きれいな声の18才の男の子
「喉を潰したら、いい声になりますか?」と質問してくれた子は、きれいな声の男の子です。しかしながら自分ではその声が好きではなく、つまらない声だと感じているようでした。彼は桑田佳祐さんを敬愛していて、「あんな風にかっこいい声になれればなぁ」と憧れてているのでした。そこで自分の声を酷使して潰せばかっこいい声になるのでは?と思ったようです。
喉を潰してもいい声にはならない
残念ながら喉を潰してもいい声にはなりません。そもそも、桑田佳祐さんのようなハスキーボイスの方は、その声に心地の良い共鳴音を伴っています。これが人を惹きつける要因ともなっているわけです。これは天性の才能と言っても過言ではありません。ただ喉を潰せばかっこいい声になるというわけではないのです。
喉を潰すと思った以上に発声が困難になる
私が担当した生徒である女の子の方がいました。その方は唄い過ぎでポリープが出来てしまい、唄いづらくなってしまいなんとかしたいということで、私のところにボイストレーニングにやってきました。かなりつらそうで、息もすぐに切れてしまいます。1年がかりでやっとこさ声がまともに出るようになったという思い出があります。
今の自分の声を活かそう
今、皆さんが普段使っている声は、他の誰ともちがう自分のオリジナルの声です。
その声には必ずその人なりの魅力が隠れています。
それを磨いていくのがボイストレーニングであり、磨き上げることで、自分の声を人が認めるようになるわけです。自分の声を無理に潰さず、憧れの声は憧れとしていつも自分にエネルギーをくれるものとして胸に大切にしまっておき、自分の声を磨くようにすることをお勧めします。
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