ボイススペシャリストに質問!「言葉を大切に表現するにはどうればいい?」
回答者 古川先生
言葉を大切にする姿勢はとっても大切
ボーカルとして言葉を大切にする姿勢はとても大切です。では具体的にどうすれば言葉を大切に歌えるのでしょうか?今回は具体的な方法を1つ、順序立ててお伝えします。
歌詞を大切にする方法
- 歌詞を読む
- 歌詞に抜けている接続助詞や句読点などを足す
- 歌詞を縦書きにする
- 歌詞を読む
歌詞を読む
まず歌詞を声に出して呼んでみましょう。その時に呼んだイントネーションやリズムをしっかり録音しておいてください。
歌詞に抜けている接続助詞や句読点などを足す
歌詞はメロディーに載せる上で、字数制限があります。ゆえに省略している言葉が沢山あります。その言葉を予想して入れてしまうわけです。
例えばEXILEのTiAmoの一説です。
日曜日の夜は ベットが広い
眠らない思い 抱いたまま 朝を待つ
[/chat]これを
[chat face=”9186EE2D-F2ED-4370-8112-7D084173A405-150×150.jpeg” name=”古川あつし” align=”left” border=”green” bg=”none”]日曜日の夜は、ベットが広い。
眠らない思いを抱いたまま、朝を待つ。
[/chat]このように変更します。
歌詞を縦書きにする
これはそのまま縦書きにするだけです。縦書きにするだけでも文としての捉え方が変わります。
もう一度歌詞を読む
ではこの縦書きの文を読み直して録音してみましょう。
そして一回目に読んだモノを比較してみてください。
うまくいけば、自然と読み方が変わっているはずです。
ただ単語が連続したもの」から「意味のある文」へ
読み方が変わったのはあなたの歌詞の捉え方が「ただ単語が連続したもの」から「意味のある文」に変化したからです。
歌詞はメロディーに乗っているので、単語と単語の間に不規則な間があり、文ではなく単語単語で捉えがちです。歌詞を文として捉えることで歌詞の印象はガラリと変わります。このように捉え方が変われば、あなたの歌は自然に変化していくことでしょう。
古川先生勇者イラスト
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