伊勢湾台風がきた時代に流行った歌とは!?
こんにちは、咲恵です。
12月19日夜、台風が非常に強い勢力で関東に近づきましたね。
しかし今朝にはもう台風は過ぎ去ったようです。久しぶりの洗濯日和で幸せです。
戦後最大の被害をもたらした、伊勢湾台風に、勢力やコース等が似ていたようですね。
『咲恵先生のボイトレ奮闘記』vol.30にあたる今回は、「今回の台風は、伊勢湾台風に似ているとのことだが、伊勢湾台風の時代に流行った歌はどんな歌なのか?」ということについて書こうと思います。
伊勢湾台風とは?
1959年(昭和34年)9月26日に戦後最大級の被害をもたらしたようです。被害の原因は高潮。
死者・行方不明者が合計5,000名以上のうち、高潮による被害は4,000人以上だったそうです。高潮に注意が必要な地域では各自治体から「高潮」に関するハザードマップが発行されているそうなので、今後のためにも、今のうちに避難場所や避難経路を確認しておいた方が良さそうです。
昭和34年という時代
昭和34年というと、黒部トンネルが開通したり、「少年マガジン」「少年サンデー」が創刊されたり、第1回日本レコード大賞が受賞された年です。バラ柄やチェック柄のファッション、Vネックの流行など、現代にも通じる文化が生まれた年のよう。カミナリ族という流行語がはやったとか。
昭和34年に流行った歌
小林旭さんの『ギターを持った渡り鳥』
ペギー葉山さんの『南国土佐を後にして』
など、名曲はたくさんあります。
水原弘「黒い花びら」
水原弘さんの「黒い花びら」。
水原さんの言葉の表現は、まさに語っているかのようです。
例えば歌い出しの、「黒い花びら 静かに散った」の「静かに」では、摩擦音の「し」の音をきちんと発音することで静かな空気を作っています。この部分、音程は上がっていますが、「静かに」というイントネーションは崩さずに歌っています。
「散った」では促音「っ」をきちんと発音しています。この促音「っ」の発音を飛ばしてしまい、「ちった」を「ちぃた」というふうに歌ってしまう方をよく見かけます。
書いていくとキリがないほど参考部分がたくさんあります
ザ・ピーナッツ『可愛い花』
ザ・ピーナッツさんのデビュー曲です。個人的に、サビの「可愛い」というフレーズの表現が好きです。音色をうまく使い、明るく、そして女の子らしい少し鼻にかかった可愛い声で「可愛さ」をうまく表現していると思います。
言葉の表現がすごい
今流行っている曲と楽曲のアレンジや、ボーカルのリズムの取り方等違いは様々ありますが、フレーズとフレーズの繋ぎ方や表現の仕方で参考になる部分がたくさんあります。
「言葉を大切に歌う」ということを私は大切に思っていますが、上にあげた曲はまさに「言葉」を歌っています。
歌は何かメッセージを伝えるものです。
表現のお手本になるかと思うので、ぜひ皆さんも聞いて見たら面白いかと思いますよ!
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