強い声=大きい声ではない
こんにちは、咲恵です。
ここのところずっと雨ですね。そして寒い。気温が急に変わると体調を崩す方が多いと思います。
暖かくして、自分の体調に敏感でいましょう。
そして、風邪かな?と思ったらすぐに対処して、風邪を悪化させないようにしましょう。
『咲恵先生のボイトレ奮闘記』vol.30を迎える今回は、
「強い声と大きい声は違う」ということについて書いていきます。
大きい声と強い声は混同されることがよくある
レッスンで、「この部分はもっと声を強く発声して」とお伝えすると、声を「大きく」する方がいました。強い声と大きい声は違うものです。ここを混同する方は多いです。
大きい声とは?
大きい声とは、声量がある、つまり音量が大きいということです。これは、音が弱い、強い、は関係ありません。マイクの音量をあげれば音は大きくなりますね。
強い声とは?
では、強い声とはどういったものでしょう。『強い声とは、強くて大きい声』と『”いい声”発掘!!「声道場」』に書いてあります。意志のある声、といってもいいかもしれません。この強い声は、説得力のある声です。
例を考えてみましょう。大きく強い声で指示をだすリーダーの人は、力があって、引っ張っていってくれそうな感じがしますよね。多くのひとに支持される声はこの強い声が多いのです。
では弱い声とは?
強い声の対比である、弱い声はどういった声でしょうか。『力のない小さい声での発声発音』と、上記と同著に記載があります。例えば、風邪で寝込んでいる人が出す声は、弱々しく、相手が心配しそうな声ですよね。
ただ、小さくても前に突き抜けていくような声もあります。こういった表現ができるようになってくると、表現の幅が広がります。
表現してみよう
歌詞の意味に合わせて、強弱を使いわけ、より表現ができたらもっと歌うのが楽しくなりますよ♪
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