こんにちは。
今日は突然鼻血が出ました。鼻血が出たらそっと座って安静にし、下を向いて小鼻をつまむと止血できるそうです。じっと座ってたら止まりました。首の後ろを叩いたり、上を向くのはよくないんだそうですよ!
さて、『咲恵先生のボイトレ奮闘記』今日はvol.10。
このブログでは日々生徒さんから寄せられる「声」「歌」への疑問点や悩みについてゆるりと解決していきます!
ケース9☆歌っていくにつれどんどん呼吸が苦しくなる!
歌が辛い!?
「歌っていると、息がどんどん足りなくなって、サビに入る頃には息切れを起こしてしまう、、、」
このような理由で「歌うのが嫌い」というふうになってしまう人もいます。しかしこれはとても勿体無いことだと感じます。なぜなら、「歌を歌う=声を出す」ということは、本来とても気持ちいことのはずだからです!
声を出すことは気持ちがいいこと
何か嬉しい時「やったー!」と叫んだり、辛い時に海に向かって叫んだりすると、気持ちがスッキリ晴れ晴れしますよね。声を出すということには呼吸が伴い、全身運動が行われます。二酸化炭素と酸素の交換が行われますから、とても気持ちのいい動作のはずです。
ではなぜ苦しくなるのか?
これは、ズバリ、呼吸がうまくできていないからです。
①吸う量が足りない。
②声とともに息を出しすぎている。
③息を吸いすぎている。
④吸った息を貯めることができずすぐ使ってしまう。
⑤息の吸い方に問題がある。
などが原因としてあげられます。
①は単純に、吸う息の量が少ないため声を出していると苦しくなる。
②は、声を出す(声帯の振動による空気の振動)ときに、余分な息を吐き出してしまうことにより息が足りなくなる。
③息を吸いすぎるのも逆効果なので、息を軽く吐いてからスッと息を取るくらいにしましょう。
④息を吸った後にすぐ吐き出すと、息は足りなくなります。
⑤鼻呼吸ではなく口呼吸で音を立てるようなブレスの取り方はよくありません。息を取ることも、発声をすることも繋がっています。荒いブレスは、荒い発声を促します。
まとめ
何回も練習をしたりトレーニングをすることで、うまくブレスが操れるようになります。
地道なようですが、とっても大事な基礎なのです。
このブログを読んでくださっているあなたは、きっと歌が好きなはず。
ブレスをマスターして、気持ちよく歌えるような力を身につけましょう!
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