『穂乃花先生のカッテに名曲分析!』とは
私は普段、シンガーソングライターとしても活動しています。
曲を作る身としては、やはり名曲が名曲である理由を知りたい・・・!!
ということで、誰もが知るアノ名曲をカッテに分析してしまいます!
歌詞分析は個人的な妄想が含まれておりますので、『その解釈は全く違うと思う』とか、『あぁ!確かに!!』とか、はたまた『そんなん当たり前やんけ!!』など、様々なことを感じるかと思います。
でもそれがまた、歌詞分析の面白いところだと思うのです。
人によって違う受け取り方をする、同じ人でも年齢や状況によって違う受け取り方をする。
これは考え甲斐があると思いませんか?
(この分析を読んで、何か思う方がいたらぜひぜひ語り合いたい)
ぜひ、『そんなふうに感じる人もいるのだなぁ』という気持ちで、読み進めていただけると嬉しい限りです!
さて、今回はvol.1-1、1-2に引き続き、『世界に一つだけの花』の最終章です!!
この記事では、曲に関する情報を調べ、知り得たものをいくつかお伝えしたいと思います。
もし他にご存知の情報がありましたら、ぜひ教えてください!!
前回の記事↓
楽曲について
タイトル:負けないで
作詞作曲:坂井 泉水・織田哲郎
アーティスト:ZARD
登場人物:(主人公)(相手)
登場人物の関係性:昔の恋人同士
予想ターゲット層:何かを頑張っている人、夢を叶えるために努力している人
内容
・夢を追う恋人へ向けて、遠くからエールを送っている
(友人目線、親目線の応援歌はよく聞きますが、昔の恋人目線の応援歌はめずらしいです)
・過去の回想からストーリーが作られている
・サビがシンプル
その他
・ZARDの代表曲
・1993年リリース
・クライマックス部の「走り抜けて」は、当初「あきらめないで」だった
・団魂ジュニア世代の受験生に向けて作られた
(団魂ジュニアとは、1971年〜1974年までに生まれた世代のこと。第二次ベビーブーム世代)
・24時間テレビのオープニングや、チャリティーマラソンのクライマックスにも使用されている
最後に
この曲は多くの場面で応援歌として使われ、親しまれています。
理由は、歌詞とメロディの分かりやすさにあると思います。
特にサビは「負けないで」「もう少し」と、分かりやすい単語から出来ている上に、メロディもシンプルです。
そのため、歌詞がストレートに伝わってきます。
ZARDのボーカルといえば、”ボーイッシュで美人な女性”という印象がある人も多いのではないでしょうか。
https://youtu.be/K-M0POIXxn4
私はZARDといえばこの映像が頭に浮かびます。
整った顔立ちでも着飾らず、まっすぐに歌っている姿は、個人的にグッときます。
「そういうあなたでいてね」「負けないで」「心はずっとそばにいるわ」「見つめる瞳を感じてね」という歌詞を、重たくなく聴ける理由はそこにあるのではないかな、と思います。
もしもとってもキュートな人が、ピンクのレースのドレスで歌っていたら、曲のイメージも大きく変わっていたのではないでしょうか。
曲とアーティストがマッチしてこそ、ヒット曲は生まれるのかもしれません。
さて、次回からは『ルージュの伝言』の分析です!
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