『穂乃花先生のカッテに名曲分析!』とは
私は普段、シンガーソングライターとしても活動しています。
曲を作る身としては、やはり名曲が名曲である理由を知りたい・・・!!
ということで、誰もが知るアノ名曲をカッテに分析してしまいます!
歌詞分析は個人的な妄想が含まれておりますので、『その解釈は全く違うと思う』とか、『あぁ!確かに!!』とか、はたまた『そんなん当たり前やんけ!!』など、様々なことを感じるかと思います。
でもそれがまた、歌詞分析の面白いところだと思うのです。
人によって違う受け取り方をする、同じ人でも年齢や状況によって違う受け取り方をする。
これは考え甲斐があると思いませんか?
(この分析を読んで、何か思う方がいたらぜひぜひ語り合いたい)
ぜひ、『そんなふうに感じる人もいるのだなぁ』という気持ちで、読み進めていただけると嬉しい限りです!
さて、今回はvol.3-1、3-2に引き続き、『ルージュの伝言』の最終章です!!
この記事では、曲に関する情報を調べ、知り得たものをいくつかお伝えしたいと思います。
もし他にご存知の情報がありましたら、ぜひ教えてください!!
前回の記事↓
楽曲について
タイトル:ルージュの伝言
作詞作曲:荒井由実
アーティスト:松任谷由実
登場人物:(主人公)、あのひと(主人公のパートナー)
登場人物の関係性:夫婦、若しくは恋人
予想ターゲット層:女性
内容
・自分のパートナーが、他の女性に気移りしているのに気づいて、プチ家出をしている主人公目線の曲。
・一見ドロドロしてしまいそうなテーマをポップに歌い上げている。
・パートナーの母親に会いにいく、という度肝を抜かれる発想が面白い。
・歌詞の中に、耳に残る単語が散りばめられている(ママ、Ding-Dong、My Darling)。
・絶妙な復讐加減。女性心をくすぐられる。
・ルージュの伝言の内容が明かされていないため、想像力が掻き立てられる。
その他
・1995年2月29日に東芝EMIからリリース。
(初出アルバムは『COBALT HOUR』)
・1983年1月31日、角川書店から発売された自伝タイトルも『ルージュの伝言』。
・歌詞に出てくる「あのひと」は、ロックミュージシャンの矢沢永吉をモデルにしていると言われている。
・1989年公開のジブリ映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマソングに起用されている。
(ウィキペディアより、2019年2月21日現在)
最後に
一つ前の記事にも書きましたが、ユーミンさんの楽曲は恋愛の教科書のように感じます。
恋愛の美しい部分だけでなく、苦い部分や苦しい部分、悔しい部分も描かれていると思います。
それがポップな単語選びや、優しいメロディーと合わさることによって、重たくなく聴けてしまうのです。
女性の心の中にある部分を、ユーミンさんが歌詞としてオモテに出してくれることで、「よくぞ言ってくれました!!」と、心がスッキリします。
女心の勉強にもなります。
乙女の考えてることはわからないな、と思っているそこのあなた!
他の人の恋愛を覗き見したいそこのあなた!
おすすめです。
さて、次回からはTHE BLUE HEARTSの『リンダリンダ』の分析です!!
お楽しみに〜!!
コメント