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翔太先生ブログ

花粉に負けるな!鼻詰まりでもできる練習法で表現力を鍛えよう!

どーも、翔太です。

いよいよスギ花粉のシーズンがやってきます。
僕の周りでも、花粉症に悩む方が増えているような気がします。
実際に、2008年に行われた、全国の耳鼻咽喉科医と、その家族を対象とした、疫学調査によると、10年間でスギ花粉症の有病率10%増えているそうですよ。
現在は4人に1人が有病しているとされていて、国民病とも呼ばれていますよね。

そんな花粉症の症状でも特に辛いのが鼻詰まり。(僕個人の感想ですが)
鼻が詰まっていると、「マ行」の発音が「バ行」に聞こえてしまったり、鼻声になってしまったりと、歌に悪影響を及ぼします。

鼻詰まりの時に声を出して、たくさん歌の練習をしてしまうと、鼻詰まりの状態での声の出し方の癖がついてしまう事もあるので要注意。

そんなこと言っても、歌わないと練習できないじゃないか!

そう思ったあなたにとっておきの記事になっています。
ぜひ最後まで読んでみてください。

歌わなくても歌の練習はできる!

花粉症による鼻詰まりで、満足に歌の練習ができない。

そんな時こそ、表現力を上げる絶好の機会!

そこで今回は、表現力を上げる練習法を大公開!
みんなで表現力を鍛えまくりましょう!
それではどーぞ!

その1、歌詞を手書きする

まずは、歌詞を縦書きで手書きします。
平仮名・カタカナ・漢字を正しく使い、句読点もつけましょう。

カラオケで歌うことが増えている今。
1フレーズ毎に歌詞が流れるカラオケ独自の歌詞の表記方法に慣れてしまうと、どうしても表現が部分的になりがちなんです。

歌詞を書き出し、文章として認識することで、全体の表現のイメージを主観的に捉えることができます。
全体のイメージを捉えることができると、曲を通して、統一した表現ができるようになります。

全体のイメージを捉えたら、具体的なイメージを膨らませていきます。
例えば、季節時間帯登場人物の性別性格
自分なりのイメージを具体的に持つことで、より表現がしやすくなります。

その2、言葉のアクセントを確認する

表現のイメージがある程度固まってきたら、言葉のアクセントを確認していきます。

メロディーによっては、言葉の最初の音とフレーズの最初の音が一致していない場合があります。
メロディーにつられて、言葉のアクセントがズレてしまうと、聴いている人に歌詞の内容が伝わらなくなってしまいます
言葉1つ1つのアクセントを確認して、正しく歌詞の内容が伝わるようにしましょう。

また、正しく歌詞の内容を伝えるためには、1文ごとに、主語を確認するのも良いです。
何が主語なのかを理解していないと、的外れな表現をしてしまいます。
主語を理解した上で、正しいアクセントで歌えると、歌詞が伝わりやすくなります。

その3、手書きした歌詞を読む

アクセントの位置を確認したら、実際に読んでみます
音読するのが一番効果的なのですが、鼻詰まりが酷い場合は無理をしないでください。

音読をするときは、録音をしてみましょう。
その時、強弱や読むスピードを工夫して、どうすれば歌詞の内容が伝わりやすいのか、繰り返し聞き直して、試行錯誤しましょう。

歌詞の内容や自分のキャラクターなどで、伝わる表現の仕方は変わっていきます。
自分だけの表現を見つけてみてください!

番外編

更に、歌詞の内容を正しく伝えるために、気をつけていただきたいポイントが2つあるのでご紹介。

  1. 意味のないことろで音を引っ張らない
    音を引っ張ることで意味が変わってしまう言葉があります。
    例えば、「おじさん」という言葉。
    言葉の間で音を引っ張ると「おじーさん」「おーじーさん」となります。
    音を伸ばすことで「おじさん」から意味が変わってしまいましたね。
    不用意に言葉の音を引っ張ると、歌詞の意味が正しく伝わらなくなってしまうことがあるので注意しましょう。
  2. 撥音を意識する
    撥音とは「ン」のことです。この「ン」は前後の音の関係で微妙に発音が変わるんです。
    例えば、「ランプ」のように「ン」の次の子音が「m・b・p」の時は「m」の発音になり、「マント」の「ン」のように「ン」の次の子音が「t・d・s・z・n」の時は「n」の発音になるのです。
    ただ、意識しすぎると逆に不自然になってしまうので、自然に出来る範囲で、撥音を意識してみると良いでしょう。

最後に

歌の練習というと、発声にばかり意識が向いてしまいがちです。
ただ、どれだけ発声が良くても、曲の歌詞の内容を伝えられなければ、聴き手の心は動きません

良い発声で歌詞の世界観を表現し聴き手に伝える。
これが本当に「歌が上手い」ということではないでしょうか。

いまいち表現について分からないという方。

僕たち講師陣が丁寧にお伝え致します。
ぜひ、体験レッスンにお越しください。

参考:大賀 寛(2003)『美しい日本語を歌う』カワイ出版
  :MIYAKO(2012)『もっと歌がうまくなる! ヴォイス・トレーニング 「聴かせる歌い方」のコツ58 (コツがわかる本!) 』メイツ出版

翔太スライム





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