こんにちは!
咲恵です。
今回から始まった『さきえ先生のボイトレ奮闘記』
日々生徒さんから寄せられる「声」「歌」への疑問点や悩みについて、4コマ漫画でゆるりと解決していきます!
今回は、「歌っていると息が足りなくなる」というお悩みについて書いていきます。
ポイント1)姿勢を確認してみよう。
息が足りない場合の原因として、まず「十分に息が取れていないこと」が予測されます。
姿勢を正して、軽く息を吐いてから、ゆっくり息を吸って深呼吸をしてみましょう。リラックスした状態で深い呼吸ができ、声を出す準備ができます。
ポイント2) 息を吐きすぎない。
原因の二つ目として、声を出すときに息を使いすぎていることが考えられます。特に歌い出しの部分や、苦手意識がある部分、高音部分にくると、力んだり焦ったりという様々な理由で息を使ってしまう生徒さんをよく見かけます。
声は声帯の振動を源泉とした空気の振動です。息を混ぜることは、声帯の振動をしにくくさせてしまいます。そうすると、次第に息が足りなくなり、呼吸も乱れ、結果的にいい声になりません。
息を吐きすぎるのを防ぐために、息をとった後歌い出す前に一度軽く息をとめてみましょう。歌い出すときに息の量を調整することができますよ。
いい呼吸はいい発声へと繋がる
歌を歌う際、呼吸、そして姿勢はとても重要です。姿勢がよくなれば呼吸を柔らかくとれ、呼吸が柔らかく取れればいい発声ができます。
これは適切な訓練をすれば誰でも習得することができます。
豊かな呼吸を身につけて、より自由に、楽しく歌えるように、一緒に頑張りましょう!
コメント